ハンモック設置のパターン

ハンモックを設置する場合、下記のイラストのように柱や梁を使い金具もしくはロープを用いて設置します。また、ご自宅によっての設置方法が異なりますので、下記ページより設置方法の詳細をご確認下さい。

柱と柱にハンモック

柱と柱に金具を用いて設置する場合

梁にハンモック

梁と梁へロープ等を用いて設置する場合


高さの違う位置でのハンモック

柱と梁や天井など高さの異なる場所に金具を設置する場合

パイプとパイプにハンモック

柱やパイプなど滑りやすい所にロープで設置する場合


チェアーハンモック設置のパターン

チェアーハンモックを設置する場合、下記のイラストのように天井や梁などに金具もしくはロープを用いて設置します。

ご自宅によって設置方法が異なりますので、下記ページより設置方法の詳細を確認して下さい。

天井にチェアーハンモック

天井や梁などに金具で設置する場合

梁にチェアーハンモック

梁にロープで設置する場合


滑りやすいポールにチェアーハンモック

滑りやすいポールなどに設置する場合


木造住宅の柱、梁の探し方、金具の打ち方

日本の住宅の平面図

日本の木造住宅で柱が見えているご自宅であれば問題ないのですが、壁紙や塗り壁などで柱が見えていないお家での柱の探し方になります。

まず初めに日本の一般的な木造住宅の場合、部屋の角から90cm間隔で柱が入っていたり窓がきたりとします。

上の図面上の■のところが柱の位置となります(☒で表記されている図面も多くあります)。この簡単な基礎知識を入れて頂いた上で実際に柱を探してみます。ご自宅の図面があれば明確ですが、無い場合でも柱は探せます。

※金具の構造上、角には金具が打ち付けられないのでご注意下さい。

柱の位置を探してみる

柱を探す

まず初めに下地キャッチをご用意ください。

図面がある方は図面を参考に、無い方はハンモックを吊るしたい部屋の角から90cm程離れた場所を、叩いて確認して見てください。この際、壁の壊れない程度に強めに叩いてあげると分かりやすいです。

壁紙の上から叩いてみて、スカスカと音が響けば柱が入っておらず、逆に音が響かず硬質な音がすれば、そこに柱が入っています。


下地キャッチで柱を探す

次に柱が入っていると想定した部分に下地探しピンを差し込み、柱の両端部分と中心部分を確認します。

柱の位置と想定される部分へ左右別々の方向から下地探しピンを差し込んでいきます。

柱の無い部分では針は根元まで刺さってしまい、柱があればそこで止まり、それ以上刺さりません。途中で針が止まった場合はその深さを確認します。石膏ボードの厚みは壁なら通常9.5mmもしくは12.5mmが主流ですので、この深さで針が止まる場合は石膏ボードの下に柱がある事になります。

この方法で柱の両端の部分を確認したら、印を付け中心部分を確認します。

ハンモックの場合は、高さ、距離が重要となりますので、別ページの設置に関しての適切な距離の資料をご参照下さい。

 


梁の位置を探してみる

梁に金具が打てる場合
梁に金具が打てない場合

梁が天井に見えているご自宅では確認が容易ですが、壁紙等で隠れているご自宅の場合は、屋根裏などから覗いて梁の状況を確認下さい。ご自宅によっては梁が天井にくっついているご自宅と、天井から離れているご自宅があります。

天井から離れている場所には、金具を取り付ける事が出来ませんので、ご注意下さい。

また柱の位置を確認する方法と同様に下地探しピンを用いて確認していただけると、より確実に梁の位置を確認出来ます。

以上の方法で梁の位置を確認してみて下さい。

またご自身で柱、梁を見つけることに関して不安な方や、ご不明の方はお近くの大工さん、工務店様へご相談下さい。


ツーバイフォー住宅の場合

一般的な柱に金具

一般的な木造住宅

ツーバイフォーの柱に金具

ツーバイフォー住宅

ツーバイフォー(2×4)住宅の場合、上記の方法で柱、梁の位置の確認を行う点は同じなのですが、設置にあたって注意点がございますので、ご説明させていただきます。

弊社では取付金具リングフックアイアンフックの3種類があります。ツーバイフォー住宅の場合、リングフックのみ設置が可能となります。その他のフックの場合、フックのネジ穴の幅がツーバイフォーの柱より広い為、設置が出来かねますのでご注意下さい。

もう一点が下穴を必ず空けてからの設置をお願いします。

ツーバイフォー住宅の場合、柱が通常の木造住宅の柱より細い為、下穴を空けずに設置してしまうと、柱が割れてしまったり、破損する場合が考えられます。なので、必ず下穴を空けてから金具の設置をお願い致します。


金具の打ち方

金具をインパクトで打ち込む

次に上記方法で柱or梁の位置が確認出来ましたら、金具を設置していきます。

はじめにインパクトドライバーをご用意下さい。

作業を始める前に、必ずビスの不具合(曲がり、劣化等)が無いかの確認を行って下さい。

柱or梁の位置が確認出来ましたら、金具を柱or梁の中心にセットします。

次にビスを柱or梁に打ち込んでいきます。

はじめは石膏ボードを貫通してスムーズにビスが入ります。そのままビスを打ち込んでいくと、「ギギギギギ」と音を立てて、ビスが柱or梁へとねじ込まれていきます。もし柱を外してしまっている場合はスカッとビスが入ってしまいますので、場所を変えて打ち直してください。ビスを打つ時のポイントは、インパクトドライバーを押し込みながら真っ直ぐビスを打ち込んでください。柱or梁が見えている場合は直接ビスを柱・梁へ打ち込んで下さい。

打ち込む際には右上→左下→左上→右下の順で打ち込んでいくと、バランス良くビスを打ち込むことが出来ます。

また柱or梁が固く、入りづらい場合は下穴を空けてからビスを打ち込んでいくと、入りやすくなります。

この工程で4点しっかり打ち込めれば、取り付け完成です。

最後に金具を強く引っ張り、再度強度の確認を行って下さい。

こちらもご自身での設置に不安な場合はお近くの大工さん、工務店様へご相談下さい。

現在ご自宅を建築中、もしくは建築予定のお客様は施工会社様へハンモックの金具を取り付けたい旨をお伝え下さい。その場合、補強なども入れてもらうことが可能なので、ご希望の場所へ設置出来る点や、スムーズにハンモックの金具を取り付けて頂けるかと思います。